星を読む魔術師

プラハの天文時計(Prague Orloj)


西洋占星術は、私たちが生まれた瞬間の「宇宙の星の配置」が、その人にどんな力、影響を与えるかを読み解く占術です。


雑誌にあるような、「11月20日生まれだから、蠍座」などの単純な星占いは、「太陽」だけを使用した、いわば「簡略版」。ですが、“本物”の占星術師たちは、太陽系の全ての星を使用して、それぞれの星図を読み解いていきます。

水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星というすべての惑星、

小惑星の、キロンや、セレス、パラス、ベスタ、ジュノー、

そして、地球に一番近く寄り添う「月」と、

それらの中心に位置し、私たちを照らす「太陽」、


その全ての星を。

さらに、太陽系から飛びだして、「恒星」を使って読むこともあります。
(その辺りまでくると、だいぶ専門的になってきますが。)


これらの星々が描く角度と配置、それによって、「世界にたった一つだけのホロスコープ」が、私たちひとりひとりに与えられます。
生まれた時間と、生まれた場所によって、それぞれの星の地図は描かれます。
ですから、この世に、自分と全く同じホロスコープを持った人は、ひとりもいないのです。



まぁ、何が言いたいかといいますと、「結構、ロマンなんだぜ!」ということです。
占星術を知ってから、「惑星の公転周期」もすっかり覚えたし、「春分」や「秋分」、「月の満ち欠け」も意識するようになりました。
中学生のときに知っていれば、理科のテストに苦労しなかったかもしれない。



私が占星術に興味を持ち続けていられるのは、たぶん、二つの理由があるからです。


一つは、自分たちが、星のエネルギーの下に生きているという、確かな「符号」を見つけられたから。


疑り深い私は、過去の出来事と星の教科書を照らし合わせて、証拠探しをしました。
結果はいうまでもありませんが、それら「証拠」の中でも決定的だったのは、星の地図上に「ご縁」が記されていることを幾度も目の当たりにしたことです。
自分や、親戚の「親子、あるいは夫婦の相性」において、重要な星である「太陽」「月」、そして「アセンダント」などの感受点と、縁を表す「ドラゴンヘッド」での符号をいくつも見つけた時の興奮。
逆に言えば、深い縁がある人同士には、必ずこの符号が見られました。


まるで、出会うことも、このタイミングで生まれてくることも、
全て約束されていたかのように。



そしてもう一つは、それでいて、「運命は決まっている、という考え方をしない」から。


単純な運勢占いだったら、「今年はいい年、悪い年」「苦労する年、幸運な年」と書かれていることが多い。
個人の運命判断のようなものでも、「幸運、不運」でしか分けていないところがあったりする。
何より占い師が「あなたは●●頃に、◎◎になるわよ」なんて、未来を透視するように断定していうのが占い業界ではいわば、普通。



でも、西洋占星術で使う星たちは「生きるために活かすツール」という感じがします。
確かに、占星術でも、火星、土星、海王星などが凶星扱いで、金星、木星が吉星扱いされていたりします。
けれど、例えば火星は“情熱の星”でもあり、同時に“ケンカの星”でもある。
海王星は悪く転べば“ドラッグ・鬱・不安定さ”といった意味になるけれど、“想像力”や“夢”といった意味も持つ。
どれもが表裏一体、背中合わせ、諸刃の剣な力を持っていて、どっちに活かすかを自分で決められる、と思えるのです。



ホロスコープには、それぞれの「才能」や、「この世で果たしたい約束」が隠されています。
ホロスコープを読み解くということは、「この世というダンジョンを旅するための地図」をもらうようなものだと思います。
ホロスコープの存在を知るということは、「神様のノート」の存在に気付くようなことなんだと思っています。



生まれ持った星図という地図を見ながら、どこへ向かうか。
どう活かして、どう生きるかを自分で決められる。
それは、例えば人間は、“向こうの世界”から、お母さんのお腹に降りてくるときに背負ってきたリュックの中に、じゃがいも・にんじん・たまねぎ・お肉を詰め込まれていて、
「その材料で肉じゃがをつくるか、カレーを作るか、それはお前次第だ」
って言われてるみたいだなぁ、なんて思ったりします。


と言った私に対して、


「それで、スパイス持っている人に出会うとか、大鍋持っている人に出会うとか、おたま貸してもらうとか、レシピ探したりとか、いろいろ試行錯誤しながらこの世界を探検するのね。
リュックの中には気づかなかった食材も入っていたりして、お味噌だったら豚汁になるかもしれないし、可能性がどんどん広がりますね。」


そんな風に、さらに想像力を広げて豊かな答えを返してくださったのは、私のホロスコープを読み解いてくださった、リマーナすずさん
私が東京で出会った、『熟練星読み師』です。


すずさんが読んでくれた、私の星の地図には、


恋愛がヘタなところも、

受け止めることは得意で、甘えるのが苦手だということも、

実は一人で生きていくことに意味を見出せないと思っていることも、

完璧主義で、創作物を“自分の子ども”か、“うんこ”かにしか考えないところも、

普通の人に出来ることが出来なくて、普通の人に出来ないことが出来るという特殊なスペックも、


そして、


趣味が仕事になりやすいタイプであること、

物事を連携させて表現することが得意なこと、

動物や植物、そして子どもと同化してしまう性質を持っていること、

恋愛は創造性の原動力であり、なおかつ人生のテーマであること、

そして、児童文学者によくあるアスペクトがあって、

創造するものの作風はやっぱり、大人が子どもへ宛てるメッセージのような部分があって、

結局は、文章が一番得意であるということが、


全部、書いてありました。


私のホロスコープでは、試練・制限・抑制の星「土星」が強烈な存在感を放っています。
5ハウス(※恋愛を表す場所)の土星が、愛の星である「金星」とも90度を組み、私の恋愛下手を一層盛り上げています。


「何かコツコツ続けることがあれば、土星は恋愛の邪魔をしない。土星の力をそちらに転換して使ってしまえばいい」

という、星読み師・すず先生のアドバイス。

「でも、恋愛は一生のテーマですよ。5ハウスに重い星が三つも揃っている」


私の、占星術への関心が本格的に覚醒したのは、すず先生に出会ったためです。
星の地図を読むという、「賢者」の仕事を目の前で見た思いでした。





星のエネルギーが、人間に影響を与えるなんて、何の根拠もありません。
科学と違って、証明することは出来ません。今のところは。



けれど、私たちは、太陽系三番目の惑星である「地球」に生まれた、宇宙の一員であることは確かなわけです。
地球に住む我々は、よいお天気の日には心も晴れやかになりますし、気圧の変動で体調が崩れたり、鬱々としたりすることもあります。
ひとつの星の中で、そういう影響を受けるのだから、もしかして、それをもっともっと遠く大きく、宇宙に広げて考えてみたって、大して不思議でも無根拠でもおかしなことでもないのかもしれません。
今はただ、技術的な証明の手段が無く、その力を目で見ることが出来ないだけで。


現代では科学的に証明出来ていることたちも、大昔の人たちにとっては、恐ろしい魔法のような出来事でした。
日蝕も、月蝕も、彗星も、そして虹が作り出す現象だって。



占星術で読み解く宇宙のエネルギーは、今はまるで「魔法」です。
でも、あと何年か、何十年か、何百年か経った頃には、「かつて魔法のように言われていたこと」として、理科の教科書に載っているかもしれませんね。



【 おまけ余談1 】


今日の日記は、いかにロマン感を出すかが大切だと思ったので、頭を全力で中2にして書こうと思いました。
ロマン=中2。(※ 占星術は中2じゃないよ!)
よって、エヴァンゲリオンと、シン・ゴジラの曲をガンガンBGMにしておりました。一人鷺巣詩郎祭。

エヴァに関しては、詳しいわけではないんだけど、一通り見ております。
学生時代、TSUTAYAでバイトしてたときにただで全部借りて見ました(笑)
話云々は正直どうでもよくて、あの映像と音が爽快だからそれでいいという感じ。
やっぱりあの演出センスは革命的だったと感じる。
だって、『ファンじゃないけど見たくなる』っていうのがやっぱりすごい。
キャラクターは、強いていうなら、綾波とミサトさんが結構好きかなぁ。
全体的に、貞本版の方が好きですね。シンジくんもカヲルくんも。
新劇場版は、シンジくんじゃないけど、(破の)綾波を返せ。って言いたい。
あと、シンジくんとミサトさんの繋がりが、旧版よりちょっと薄くなってるとこだけが物足りない。
(以上、エヴァについての語り)


私は「シン・ゴジラ」を見たときに、心の底から「ああー、エヴァ見ててよかった」と思いました。
叔父一家に連れてってもらって観たんだけど、一人だけ「ほぼエヴァじゃん!」って、(もちろん声は出さずに)ゲラゲラ笑いながら、すんごい楽しんでたのでした。
あと、「旧ゴジラをまあまあ知っててよかったああ〜!」とも思いました。弟のおかげだ。「デストロイア」までは大体見ている。
宇宙大戦争のテーマといい、ゴジラのテーマを使うタイミングといい、「監督、解ってらっしゃる……!」って感じでニヤニヤしっ放しでした。
なんという、おっさんの中2心をくすぐる映画だろうか、素晴らしい。
個人的に「タンクローリー群」というテロップが好きです。はたらくくるまだ!


が、旧ゴジラも、エヴァも馴染みのない叔父たちは「???」って感じだったらしいです。
弟はめちゃくちゃ面白がってたらしいけど弟の嫁さんも「???」だったらしい。
職場の先輩なんか、DVDを「ながら見」してたらしく、無人在来線爆弾すら頭に残ってなかった。どういうことだ!?
パックリ分れるんだなぁ〜。おもしろい人にはとことんおもしろいと思うんだけど、シン・ゴジラ。
(以上、ゴジラについての語り)


中二脳を発動するときに、エヴァのBGMとセフィロスのテーマは欠かせない気がしますね!


そんな私のホロスコープには、「水星と金星のセクスタイル(60度)」という、バリバリの中2アスペクトがございます。



【おまけ余談2】


ブログ内で使用する写真は、基本、自前でいきたい主義ですが、宇宙やチェコには撮影にいけなかったので、今回はフリー画像を拝借しております。

NASAさんの画像は、フリーで使っていいんだそうで。太っ腹ですな。

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