文学フリマのお礼と、猫日記

もりもりごはん


「おまえ、まだ食べてるの? 食べてあげようか?」

「やだよ〜 あにき、じぶんの食べなよ〜」


「なあ、食べていい?」

「やめてよ、あにき〜」


「ちぇ〜」

「もう〜、あにきのくいしんぼう〜」

もりもり


しかし、こうやってみると、ダンくん、意外と大きいんですよね。
童顔だから「万年こねこ」って感じがしてるけど。
現在、コキチ(兄貴)が5.7kg、ダンくんが3.9kgだそうです。



正月に帰省した時のこと。
母が刺身をあげたら、コキチは、いつものようにぺろっと丸呑みしたんです。
一方、食べるのがヘタクソなダンくんは、いつまでも「ムチャムチャ」言いながらちょっとずつ食べてたんです。


すると、コキチが横にやってきて、パクっ! と、ダンくんの分を食べちゃったんです。


ダンくんは、目の前の刺身が消えたのを見て、茫然として、そのまま横にいたコキチを見つめました。
コキチは「食べたけど、なにか?」みたいな顔して、ダンくんを見上げました。


一瞬間を置いて、我に返ったダンくんは、右手を上げて、「バシイッ!」とコキチの頭をぶん殴りました。


コキチは悪いことをしたと解ってるので、やっべ! という顔をして腰を低く下げたまま逃げました。


ダンくんは追いかけるように立ち上がって、コキチのお尻をバシバシ叩いていました。


父は、大爆笑しながら、「これが見れただけでも、生まれてきてよかった」などと、ワケ分からんことを言っていました。




さて、お礼が遅くなってしまいました。
そして前置きの猫日記が長くなってしまいました。


第25回文学フリマ東京、お立ち寄りくださいました皆様、ありがとうございました!
今回は事前にアップした日記にも書いていました通り、どスランプの中にあり、文フリへのテンションの維持が非常に難しい状態でした。

昨年の11月に参加したときに、「ああ、自分の中で一時代終わるな」と感じたために、今回は、何度か言ってたように、本来は、ファイナルフェアを開催するつもりでした。
結果、それは上記状況のために、実現出来なかったわけですが、やっぱり文フリへの、というかイベントへの参加は以前ほど積極的ではなくなるし、どこかで区切りをつけようと思っています。

この一、二年は、自分の中で「清算」に入っている実感があります。
文フリのようなイベントもそうでしたが、創ったものを見てもらうこと、それについて話を聞かせてもらうことを5年くらい続けて、たくさんたくさん勉強させてもらえました。
そして、その時間のカラーが変わってきている、そういう実感があるのです。


今回売っていた作品……歳時記も、京都本も、イラスト集も、手探りで出来ることを頑張った、その結晶でした。
独りよがりな部分もあり、ニーズに応えられていない部分もあります。
特に歳時記は、お客さんが手に取って返していく反応から、かなり考えさせられるところがありました。もちろん、それもまた収穫なのですが。

そして、私が創ったものを愛してくれる人がいることが解ったこと。
共感してくれる人がいることが解ったこと。
これらは、これからも創作を続けていく中で、エネルギー源となってくれると思っています。
ファイナルファンタジーシリーズは、6、9、10くらいしかやってないため装備にはさほど詳しくないので、トンチンカンなことを言ってるかもしれませんけど、FF9で宝石を装備してると、召喚魔法を習得するってのあったじゃないですか。
あんなイメージです。この宝物がエネルギーとして、装備されてるんです(笑)


創作活動は、これからも続けていきます。イベント云々関係なしに。
書くことも、描くことも、やっぱり好きですね。
占星術的に言えば、私の水星(書くこと)は、金星と火星の加護を受けています。
そして、美しさと愛情を象徴する「金星」は、水星や、火星(情熱)、そして根源を表す「月」とタッグを組み、琴座のベガから力を注がれながら、私のホロスコープの一番高いところで輝いています。


そして、その「琴座」を由来とするこの場所で、情報は発信していきます。
これからもよろしくお願いします!



☆ ☆ ☆



「もちろん、あたしやめませんわ」とエミリーは傲然と言った。「だって、あたし書かないでいられないんですもの。ときどき書かないではいられないんです。ほんとにそうなんです」


「うむ。それでは忠告してもむだなことだ。もし君が生まれつき、登らなければならないのなら、そうするほかはない。世の中には、丘に目をあげなければならない人間がいるものだ。そういう人間は、谷間では息ができないのだ。そういう人間に、登るのをさまたげる弱いところがあれば、神様が彼らを助けてくれるものだよ」


——『可愛いエミリー』 L.M.モンゴメリ著 村岡花子訳

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