ニコルコレクション2016

飼い主、もとい買い主に「八月中に作る!」と大見得切ったために、頑張って八月中に作りました、
「ニコル コレクション2016~新作・甚平~」
(もうすぐ夏終わるわ)

型紙はこちらから。http://www.cotoro.nethttp://www.cotoro.net


<以下、七月頭の電話での会話>

わたし「ニコルに服をつくるよ。……八月には」

ハルマキ「あ、延びたぞ」

わたし「だって引っ越しで忙しいんだもん!」


八月中につくらないわけにはいきませんでした。


ちなみに、2個前の記事の、赤いスモックは母が作ったものです。
うちの母は手芸のみならず、「ものづくり」が得意で、
若い時分には『戦艦ヤマト』を作ったりもしてたという変な女子だったらしいんですが、
まぁ~そんな風に、なんでもパパッと作ってしまう母のもとで、ダメ出しを食らったり、家庭科の宿題に手を出されたりして育った私は、
「私なんて、不器用で、なんも出来ない人だし……」
みたいな強固なすりこみのもとに、今日(こんにち)まで生きてきました。


が、こないだのライブのとき、藤くんの持ってる、Tシャツ着たニコルを見て、後ろの席の女の子が、
「あれ、ダッフィーの服、着れへんかなぁ~」
と呟いているのを聞いて、
「服を着せるという発想があったか…!」
と衝撃を受けた私は、その刷り込みさえもぶっとばし、5月に帰省した時に、母に習って服作りを学ぼうと思ったわけです。
愛ってすごいですね。


ゴールデンウィークのまんなかという、中途半端な日に鹿児島へ飛んだら、さすがの全日空様もガラガラで、私の周辺は誰も座っていなかったため、ニコル様にもお一人分の席をあてがえました。
正規運賃なら36000円くらいの席に座るニコル様。
しばらくしますと、


CAのお姉さん 「お飲み物はいかがですか?」
私 「じゃあオレンジジュースおねがいします」
CA 「はい、どうぞ。(ちらっとニコルを見る)」


お姉さんは、ついでに、「こちらの方は…」とは聞いてくれませんでした。


空港まで迎えに来てくれた両親に、車の中で、ニコル様を見せながら、
「このニコルさんはですね、大阪で買ってもらって、新幹線で東京に移動し、今日、鹿児島まで飛んできました。大移動です。」
と、若干誇らしげに説明すると、母が、
「どうせメイド・イン・チャイナでしょ。ニイハオって言ってるよ」
と言いました。


その話を聞いた買い主が、
「その発想、僕にもなかった。お母さん、僕より斜めからものを見てますね。僕が90度から見てるとしたら、お母さん、70度くらいから見てますよ」
と、珍しく声に表情を含ませて言いました。
ひねくれ者を自覚する24歳の小僧をうならせる、母(59歳)です。


東京にいると、よく、「鹿児島までどうやって帰るの?」って聞かれるんですけど、
飛行機一択です。新幹線だと7時間くらいかかっちゃいます。高いし。
だから、帰省すると、いろんな人と会うのにひたすら忙しくて、なかなか家におられず、このときも、
「あー、服作ってる時間、なさそうだなぁ」
と呟いて出かけて、友達と会って帰ってきたら、ニコル様が、服を着て待っていました。

私 「あ! パジャマ着てる!」
母 「ちがう! スモック!」
父 「お前が~『どうせ時間なくて作れない』って捨て台詞をはいて出て行ったから~。母ちゃんがムキになって、作ったんやぞ~」
母 「捨て台詞って。一時間で出来たよ。ちょっと袖口が小さかったね。この人、手がパーだから、『あんたはおててをグーにしなさい』って言って着せたよ」

だそうで。


こないだのBFLYツアーで、ニコル様ぬいぐるみはどれくらい売れましたでしょうか。
いちばんを見つけるのも変な話ですけど、私は、うちのニコルさん、実は日本で一番可愛がられているんじゃないかとひそかに思っています。


異論はお受けします。
たぶん、一番がたくさんいるよ。ふふふ。

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