漫画の話『めぞん一刻』(復刻)

にゃい〜ん猫(のびのび)


大変お久しぶりです。
最後の更新が2月……実に4ヶ月ぶり……。

引っ越し等で忙しかった、というのもありますが、日記を書けなかったのは、何と言っても、
「全く何も出てこなかったから」
でした。

何かこう……
冥王星なの?
プログレス新月期だからなの?
それとも前に住んでたところの地場なの?
何が理由か解りませんが、なんだかこの数ヶ月、
本当に空っぽになってしまっていたように思います。


けれども、お引っ越しも住んで、環境が変わったら、
いろいろと見えてくるものが出て参りました。
とりあえず、徐々にでいいので、何か書いていこうか、と。
いきなりダッシュしても筋肉痛になるので、準備体操が必要ですよね。
というわけで、ちょっと前の日記を再編集して掲載します。



さて、この1、2年は割と漫画を読んでいたのですが、
そんな中でも100%、満足をさせてくれたのが、

の3つでした。


その満足第一弾の「めぞん一刻」、去年の八月くらいに書いていた感想文を復刻。(押韻)


<めぞん一刻>


「もう漫画は読めない身体になったのかもしれない……」


などという懸念を最初にぶっ飛ばしてくれたのがこれでした。



たまたまその頃、「金星□冥王星」の例として高橋留美子作品の話を聞いていて、
「あ〜参考になりそうだから読んでみたいな〜」
と思っていたところ、職場の先輩が、
「めぞん一刻はマスターピース(傑作)だから読め!」
と、貸してくれたのでした。


「らんま1/2」や、「犬夜叉」の初期はアニメで見てましたけど、
「めぞん一刻」は、古いマンガのイメージがあったので、大丈夫かな……という躊躇がありました。
これは、後の「ベルばら」を手に取った際も同様に心配したのですが、
古い漫画ってテンポに馴染みがなかったり、
台詞が今では考えられないほどにくさかったりして、
なかなか読み進められないことがあるんですよね。
けれど、それも結局、作品によるということが、この作品と、「ベルばら」で、
よーーーく解りました。


いいものは、時代を超えて、いい。
合うものは、合う。
合わないものは、いつのものだろうと、合わない。
以上。


ですので、もし、「タッチ」を古い漫画だからと敬遠してる方がいらしったら、
「そんなバカな思い込みはやめて、とりあえず今すぐに読め~!」
と言いたいです。
「上杉達也」を超えるカッコいい男は、そうそうおらぬと思う。
例えるなら、あくまで当社のハート比ですが、

『上杉達也>>>アンドレ>>水戸洋平>>アシタカ>>真壁俊>>>>>三浦春馬の顔>>>>>>ほか』


タッちゃんが、どんな『モンスターカッコいい』なのか、これでわかると思います。
私は三浦春馬氏のファンではないですが、顔面はテレビの中の人の中でも
群をぬいてカッコいいとは思うので、例に出させていただきました。
伊東鴨太郎役、楽しみですね(´▽`)



違う、今日はタッちゃんの話やない、
五代くんや。



さて、そんなあだち充の漫画の主人公が、大方、
「やれば出来る系のイケメン」
なのに対し(ただし「みゆき」の真人さんは除く)、
めぞん一刻の主人公・五代くんは、
「ダメ主人公」の草分け的存在(かもしれない)。

けれど、そんな五代くんの終盤にかけての愛おしさといったらなかったです。
そして何と言っても「五代くん就職浪人」あたりからは、
なかなかに他人事でなく、胸が苦しく、ぜーぜーしながら読んでました。



ヒロインの響子さんは、アニメで島本須美さん(ナウシカ・クラリス・しょくぱんまん)
が演じてるということもあって、おしとやかな淑女を想定してたんですが、
……いやあ〜〜〜、何が何が〜〜〜!(笑)。
シティーハンターの香ちゃんといい勝負の、理不尽な焼きもち焼きの、
めんどくっっっっさい女っぷりでした。
金星スクエア冥王星、こうあればいいのか。実に参考になりました。
(参考にしていいの?)
とにかく私は、響子さんが大好きになりました。
想定していたような淑女じゃ、大して好きじゃなかったと思います。
喜怒哀楽がハッキリしてる女子、いいですね。実に可愛い。



この漫画で、最も論争を呼んでいるらしいのが、
「なんで響子さんは、条件が格段によくて、性格もよくて、
非の打ち所がない三鷹さんを振って、五代くんを選んだんだ」
というところらしいけど、私はそれについては、全く疑問に思いません(笑)



話は再び逸れますが、これを読んでた頃、同時に、
ディズニーの「アラジン」をめちゃくちゃ久しぶりに見ていたんですね。

で、物語の中盤、アラジンが一つ目の願いで王子になって、
ジャスミンに会いにいって、ホールニューワールドを歌った後、
ジャスミンにカマかけられて、市場で出会った青年だとばれる。
そこでアラジンは、
「自分は本当は王子なんだ、アラジンは仮の姿なんだ」
なんていうごまかし方をしてしまう。
それを見ながら、
「ああ、アラジン……ジャスミンは王子じゃない君を蔑んだりしないのに。
君が君だから、好きなのに」
と、もどかしく思ったものです。


社会的地位に対する見栄とかプライドって、女性が想像するのを大きく超えて、
男性にとっては大切なことなのだろう、と思います。


本を貸してくれた先輩には、この後、NHKでやってた
ドラマ「セカンドバージン」のDVDも見せられたんですが、
そっちにも似たような描写がありましたね。
セカンドバージン、ドラマ全体としては、

「起業と社会活動拡大を不倫と同時進行しつつ、
しかもきちんと離婚話を進めようとするメンズとか、
不倫男として出来過ぎじゃろ。」

「普通、会社が伸び盛りだったら、そっちに集中したいから
嫁との話し合いなんて、なあなあに延ばすもんじゃないの?」


「そもそも“セカンドバージン”ってタイトルの割に、
ヒロイン、駆け引きがうま過ぎちゃうの?」

……などなど、個人的には、ちーっとツッコミどころ満載だったんですが、
たぶんあの、落ちるとこまで落ちたメンズの心情を見せるためだけに、
私の元にもたらされたのだと思ってます。そういうことにしてる。



……仕事がうまくいかない、
そういうとき、女性の存在は、逆に彼らを苦しめることもあるのか、なんて。
高橋留美子先生は女性ですけど、このあたり、
男性読者は深く感情移入して読んでたんじゃないかと、勝手に想像します。
男性陣の意見も聞いてみたい。



カッコいいから好きとか、
地位があるから好きとか。
そういう気持ちを持つことが出来たら、いっそ楽だよねえ、と思う。


そして反対に、
ダメだからこそ可愛いとか、
見守ってきたから情が湧いたとか、
あるいは優しいところがいいとか、そういう具体的な良さがあるからいい、
……ってことでもない。



なんだか、やっぱり人を好きになる感情って、自分の意志から生まれるわけではない、
何か『見えない糸の繋がり』を感じて生まれるものだと思ってるから、
響子さんが、五代くんを選んだのには、違和感なんてなかったのです。


ただ、一つ思うのは、
響子さんと五代君は近くにいられたから、ちょっと有利だよなぁ、って。
近くにいられたから、間違ってもすれ違ってもアクションが取れて、
心をぶつけ合えうことが出来たんだもの。
例えば言葉さえ思うように届けられなくなったときは、
どうしたらいいんだろうな。



ダメ主人公で、時には閉じこもることもあったけれども、
五代君は最後のところで逃げ隠れしなかった……というのは少し漫画的でもある気もしたけど、
一方で、そこがやっぱり好感を持てる部分だった、とも思う。
現実のメンズって、とんずらするじゃないですか、成功するまでは(笑)
待たされるくらいなら、弱音吐いてくれた方がいいのに、
自分で解決するまで、だんまりをして相手を苦しめる(笑)



ともあれ、

たくさんいる登場人物、どの人もみんな幸せになれて、よかった。

作者が、人物を愛して描いてるんだなぁと思えて、よかった。

あと、マッケンローが可愛くてよかった。(犬)


*


準備運動でぼちぼち復活、と言っておきながら……
どうも風邪をひいたっぽくてのどが痛うございまする……。

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